2021年秋にiPhone・iPad向けOSのメジャーアップデートとなる「iOS 15」「iPadOS 15」が正式配信されます。
iOS 15では、新機能が大量に追加されますが、今回は中でも注目されている新機能についてまとめてみます。
対応する機種は、iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE(第1世代)以降、iPod touch(第7世代)
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iPhone買い替え時は一時的にiCloud増量
無料版のiCloudでは、容量が5GBしかないため iPhoneの買い替え時には、iCloudにバックアップするための容量が足りないというケースがありました。
iOS15からは、新しいデバイスを購入するときに、ストレージが不足している場合でも、最大3週間、無料で一時バックアップを完了するために必要なだけのiCloudストレージが提供されます。
今までは容量が足りていても、写真は別に保存している人も多かったと思います。これにより、メディアデータを含む全てのデータ、すべてのアプリ、設定をデバイスにiCloud経由で自動的に取り込むことができます。一時的にパソコンを使ってバックアップする必要が無くなりましたね。
iCloud+
月額130円/50GBから利用できるiCloudの有料サブスクリプションサービスの加入者に対して、料金据え置きで「iCloud+」の提供が開始されます。
iCloud+には、独自のランダムなE
ホーム画面がアレンジできる「集中モード」
iOS14まで搭載されてきた「おやすみモード」を拡張した機能。状況に合わせたフィルターを作成し、通知パターンをいくつも設定できるようになりました。
仕事、パーソナルな時間、睡眠、フィットネス、ゲーム、読書、運転など、集中したい時専用のモードとして充実しました。
ホーム画面をカスタマイズする事も可能で、仕事中や勉強に不要なゲームアプリをホーム画面から除去する事もできます。また逆に、プライベートの時間には、仕事用のアプリを消しておくといった使い方もできます。
また、レジャー、海外旅行、旅行など、役に立つマップやGPS、翻訳、通貨換算アプリなどでまとめた専用ホームを表示させるというアレンジも可能です。
iOS15の児童虐待写真検出
iOS15から、子どもを性的虐待から保護する機能が導入されます。
メッセージアプリは、性的に露骨な写真を送受信するときに子供とその親に警告されます。このタイプのコンテンツを受信すると、写真がぼやけ、子供に警告が表示され、役立つリソースが提示されます。
またAppleはiCloud Photosに保存されている既知の児童性的虐待資料(CSAM)をオンラインで照合し、問題があれば 米行方不明・搾取児童センター(NCMEC)に報告を送ります。
iChoudフォトにアップロードする際に、CSAMハッシュに対して画像をマッチングプロセスが実行されます。そのためこの機能のオンオフも出来ません。また端末内のみに保存されている画像はチェックの対象にはなりません。
アメリカ以外への拡大は各国・地域の法制度を踏まえて展開する予定です。
詳細データは:Expanded Protections for Children
WindowsやAndroidでもFaceTime
iOS15ではFaceTimeが大幅にアップデートされています。FaceTimeで話しながら、通話相手とテレビ番組や映画を観たり、一緒に音楽を聴いたり、あなたの画面を共有できる機能のほか、WindowsやAndroidを使っている相手ともFaceTimeで通話が可能となります。
他のデバイスとの通話は、専用アプリが提供されるわけではなく、最新バージョンのChromeまたはEdgeを使って通話する形になります。
iOS15のFaceTimeは、「リンクを作成」という新しいアイコンが加わっており、タップする事でリンクが生成され、メールやSMSなどで相手に送るひと手間が必要となります。
ウォレット
ウォレットにホームキーを追加すると、タップするだけでHomeKit対応ドアロックを解錠する事ができます。
WatchOS8以降ではApple Watchのウォレットにも対応します。
タカシ
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