先日のニュースで、知り合いの女子大生のスマートホンに勝手に監視アプリをインストールして私生活を盗撮し続けていたとして42歳の男が逮捕されました。
ニュースでは盗撮に使用したアプリ名まで「TrackView」と報道されていましたので、本当にそんな事が可能なのかインストールしてみましたので、使い方を含めてレビューしてみたいと思います。
TrackViewダウンロード
開発:Cybrook Inc.
無料※アプリ内課金あり
このアプリはスマートホンの盗難、紛失対策、ペット監視、ベビーモニターなどの用途を推奨しています。またiPhone(iOS)ではアプリがバックグラウンドでカメラを開くことはできません。
アプリのインストール方法
端末マッチングの仕組みは、Googleアカウントを使ってログインしたスマホを全て相互に紐付けします。
監視される側のスマートホン
デバイスに任意の名前を付け「グーグルアカウントでログイン」をタップしアカウントを選択▼
位置情報を調べたい場合には、端末の位置情報(GPS)をオンにし、アプリを起動したままバックグラウンドで起動させておきます
監視側のスマートホン
このアプリは監視する側とされる側に同じアプリをインストールし、設定にも違いはありません。同様にインストールしGoogleアカウントでログインします。
PCから監視する場合www.trackview.netよりソフトをダウンロードする事が可能です。
Googleログインが終わると、端末が一覧で表示され、このままで監視が開始できます▼
※無料で5台まで登録できます
アプリの使い方レビュー
カメラを操作したい端末のカメラアイコンをタップ▼
カメラアイコンをタップするだけで遠隔操作されているカメラの画像が届きます▼※スリープモードの端末にもアクセスが可能
※毎時100-200Mbyte程度のデータ量との事です
インカメラ・アウトカメラの切り替えも可能で、カメラ画像を180°回転させる事もできるので切り替え後の逆さま映像を修正できます▼
フラッシュ発光も可能▼
撮影した動画は「記録」内に保存されます▼
このデータはクラウド(Googleドライブ)内に保存されます
GPSアイコンをタップすると対象端末の現在位置が地図上に示されます▼
各端末の設定(歯車アイコン)をタップする事で「動体検知」「音の検出」「経路記録」などの自動化が可能です▼
課金要素について
「TrackView」は課金する事で様々な機能が使えるようになります
課金項目
・広告非表示
・登録できる端末数の上限を増やす
・プライバシー保護モード
・画面オフモード
・通知を隠す
・アイコンを隠す
基本的にステルス撮影に関する機能が課金要素になっています▼
まとめ
盗撮・浮気監視アプリはケルベロス(Cerberus)が有名で、アプリが起動している事も相手には分からない完全ステルス仕様です。
一方「TrackView」はAndroidのServiceに登録する事ができないので、アプリをバックグラウンドで起動し続ける必要があります。よってタスクキラーからアプリを終了されたら使えません。
知らないアプリが起動している事からも怪しまれまれるでしょう。間抜けな事に「TrackView」の場合、監視されている端末のアプリからも逆にカメラを見る事ができます。余程デジタル音痴のパートナーでない限り生活監視・浮気監視・浮気防止用のアプリとして使用には不向きですね。
ただし自然に部屋に置いておけば、完全にステルス状態でカメラ監視をする事ができてしまうので怖いです。
課金しないと操作開始時に画面が一瞬オンになります▼
Googleアカウントにログインするだけで使えますので、留守宅モニター、ペット監視、ベビーモニターなどの用途には無課金でも使えるので最適のアプリだと思います。
タカシ
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