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Apple Watchで出来る事・弱点まとめ
アメリカではiPhoneユーザーの8割が「Apple watchは買わない」と答えており、何ができるのか何が便利なのか?もイマイチ伝わってきません。
そもそもiPhoneありきで機能する時計ですが、iPhoneなしでどこまでできるかアプリは何が提供されるのかをエントリーしてみます。
※Apple Watchを使用するにはiPhone 5/5c/5sかiPhone 6/6 Plusを所有している事が必須です。
基本コンセプトは歩きスマホなどのないよう「iPhone本体はカバンの中に入れっぱなしにしよう!」
時計、カレンダー機能
「うぉっち」ですので、時計機能は当然ついています。ストップウォッチ、世界時計、アラーム機能などもついており、アナログ・デジタル・クロノグラフ・キャラクター時計などデザインも豊富で、各種カスタマイズも自由にできます。カレンダーやリマインダーとも連携していますので、リマインダーの内容や行くべき場所を通知することが可能です
iPhoneなしでの動作:
公式サイトの説明に「Apple Watchはカレンダー、リマインダーとシームレスに連係するので・・」とありますので、基本的なカレンダー、時計以外の機能はiPhone無しでは制限があるかもしれません
音楽再生・写真表示
Apple watchはiphone無しで単体で音楽を聞くことができますので、ジムでのフィットネスやジョギング時などブルートゥースヘッドフォンで音楽を聞く事が可能です。画像用の容量は75Mbyteで画像ファイルは転送時に自動でリサイズされるとの情報です。
※本体の音楽用の容量は2ギガと発表されています
クレジットカード機能
Apple Watchにはモバイル決済を可能にするNFCチップが内蔵されているので、クレジットカード機能が搭載されます。
認証はTouchIDがないのでApple Watchにパスワードを入力するか、iPhoneに指紋認証する形式になるようです。また、一度認証してしまうと腕から時計を外すまでは認証されたままになるとしています。
去年10月から米国でサービス開始した「Apple Play」という日本ではまだあまり馴染みのないモバイル決済で、クレジットカード情報を暗号化して端末に保存し、店頭のApple Pay用のセンサーに端末をかざして認証して使用します。基本的にはSuicaなどとは違い、クレジットカードそのものを持ち歩くという感覚です。
iPhoneなしでの動作:
ジョギングなど時計のみでの外出時に使えれば便利なのですが、公式サイトの情報からは読み取れませんでした。
ニュアンスとしては、恐らくiPhoneなしで使えそうです。
健康/フィットネス機能
Apple Watchは運動を感知する各種センサー(加速度センサー、心拍センサー、位置特定が可能なWi-FiとGPS)の3つのセンサー技術を搭載。
「健康・フィットネス」機能は盛りだくさんで、とにかく多いので簡単に説明します。
基本的に赤、緑、青の3つの円グラフ「ムーブ」「エクササイズ」「スタンド」から構成されており、達成率や記録、警告などの機能を実現している。
「ワークアウト」アプリではランニングやウォーキング、サイクリングなどの自己記録やカロリー消費量を計算・表示してくれます。他にもアプリを使うことで様々なフィットネスやスポーツに対応してゆくようです。
Apple Watchのような端末で正確な生体データが取れるようになったのも、センサーの小型化そしてノイズの除去性能向上ができるようになったためです。
iPhoneなしでの動作:
Apple Watch本体にGps機能や音楽再生機能がありますので、ジョギング時に重いiPhone本体を持ってでなくても良さそうです
リモートカメラ写真撮影
iPhoneのカメラを操作してリモート写真撮影する事ができます。iPhoneを置いて離れた所から自撮りする際などに便利そうです。
コミュニケーション
メールの送受信機能
メールを受信すると送信主の名前とアイコンが表示され、メール本文を読む事もフラグを付けたり開封済みにする事も可能です。
簡単な返信も可能で、メール返信を打っている途中でiPhone本体を開くと作成途中のメールが表示されます。
iPhoneなしでの動作:不可
メッセージ・電話機能
内蔵されたスピーカーとマイクを使って通話します。iPhoneや車のスピーカーフォンなどにも転送可能。Apple Watchを手で覆うだけで、電話の着信音を消すジェスチャー機能が実装されています。
メッセージ機能は音声入力に対応しており、Apple独自の絵文字も送信可能です。
iPhoneなしでの動作:不可
マップ・ナビ機能
現在位置の表示やリマインダーに場所表示、ナビゲーション機能などが搭載されています。
iPhoneなしでの動作:
マップアプリというアプリが独立して入っていますので、機能制限はあるかもしれませんがiPhone無しでも動作すると思われます。
ジョギングの時などもiPhoneなしでGpsロガーとして活躍できそうですね
Seri機能
iOS向け秘書機能シリ(seri)も搭載されていますので、小さい画面で細々タップしなくとも音声で様々なコマンドを実行できます
iPhoneなしでの動作:不明
その他の機能
その他にも盛りだくさんの機能が搭載されており、企業が提供するアプリでも色々な新機能も付加できます
・車のキー機能
新型の車のカギになる機能を付けると発表されています
・ウォーキートーキー(Walkie-talkie)
一種のトランシーバーのような機能、Apple Watch同士での近距離通話ができるようです。
・スケッチ機能
画面をなぞって描いたスケッチを送信する事が可能です。ハートマークを描いて送るとかでしょうか?
・ハートビート送信
心拍数を計測して送信する事が可能で、恋人同士や医療にも使えるとのこと
・Apple TVとiTunes
Apple TVのリモコン変わりになったり、iTunesライブラリーの操作が可能
・各種アプリ
株価・天気予報などの基本アプリもついており、企業によるアプリ提供も盛んになるようです。
今の段階ではBMWが車の駐車場位置を教えてくれるアプリを提供などが予定されています。
アップルウォッチの弱点・問題点
バッテリー問題
9to5Macの情報筋によると、Appleはバッテリ持続時間のストレステストで、プロセッサ負荷の高いゲームなどの「ヘビー」なアプリの使用で2.5時間、標準的なアプリの使用で3.5時間を目標としているという。また、フィットネストラッキングアプリの使用ではおよそ4時間を目標としているという。
APPLEの発表では、「ほとんどのユーザーの使用方法は受動的な使用メインで、一日数度のメールの確認程度なので、バッテリーは丸一日持つ」としています。また、9to5Macは、Apple Watch上で何も操作がなされない限り、文字盤を連続で3時間表示し続けることが可能だと報じています。
Apple Watchは常に真っ黒な状態で、腕を上げて時間を確認する動作の時以外は点灯していないということのようです。あの動画のキラキラしたイメージとは少し違いますね。
「音楽を聴きながらジョギングのアプリでGPS記録」に使おうと考えているランナーも多いので、この二つを同時に何時間使えるのかが重要です
防水問題
Apple Watchは「IEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能」で防水ではありません。以前発表時に良く目にした「シャワーを浴びてる男性」の広告画像も人知れず無くなっています。
ストレージ容量問題
Apple Watchの内部ストレージは8Gで音楽2G/画像75Mのスペックになるようです。すでに「音楽2Gは少ない」との声があります
Apple Watchは買いか待ちか
車でも家電でも「ファーストモデルやフルモデルチェンジ直後の製品は不具合がフィックスされるまで待て」と言われています。Apple Watchも同様に様子見の人が多いようです。
「値段が高い」という理由で見送る人も多いようですが、発売前から判明している問題点が改善されて機能・性能が落ち着いてから買うのが得策かもしれません。
タカシ
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