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「Timekettle W4 Pro」 2人でイヤホン装着して「リアル翻訳こんにゃく」3モードのAI翻訳イヤホン!クラファン登場【実機レビュー】

AI翻訳を専門とするグローバルAIメーカー「Timekettle (タイムケトル)」の新製品、イヤホン翻訳機「Timekettle W4 Pro」が、日本のクラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトが開始されました。

Timekettle W4 Proは、イヤホンを装着して会話するだけで翻訳音声が流れるウェアブル翻訳機です。同社のイヤホンシリーズは、ドラえもんの「翻訳こんにゃく」のような夢のガジェットです。

またW4 Proは、翻訳機能だけではなく、ワイヤレスイヤホンとして音楽鑑賞や音声通話も使用が可能で、より日常でも使いやすく進化しました。

メーカーからサンプルを提供頂いて、日本でのリリース前から一足早く使わせてもらっています。

Timekettle W4 Proスペック

イヤホンタイプ オープンイヤー
翻訳可能時間 約 6時間
音楽再生 対応
メディア翻訳 対応
再生時間 ・翻訳機能利用:約6時間
・音楽再生:約12時間
・充電ケース含む:約20時間
※10分の充電で1時間使用可能
ケース充電回数 2回
充電時間 ケース:約1.5時間
イヤホン:約1時間
マイク ノイズキャンセリングマイク3基
オンライン翻訳対応言語 40言語
アクセント:93
バッテリー容量
800mAh(ケース)
サイズ 充電ケース:58*58*27mm
イヤホン:37.8*16.5*19mm
重さ イヤホン:16グラム
ケース: 188グラム

 

対応言語(40)
アジア圏
中国語、日本語、韓国語、タイ語、テルグ語、タミル語、ヒンディー語、へプライ語、ベトナム語、インドネシア語、マレー語、広東語
西ヨーロッパ圏
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、カタロニア語、オランダ語、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語、フィンランド語
東ヨーロッパ圏
ロシア語、ポーランド語、ハンガリー語、チェコ語、スロバキア語、クロアチア語、ブルガリア語、ルーマニア語、スロベニア語、ヘブライ語、ギリシャ語、トルコ語、アラビア語
ほか40言語

 

アクセント(93)
アラビア語(エジプト、アルジエリア、チュニジア、モロッコ、サウジアラビア、オマ一ン、アラプ首長国連邦、力タ一ル、バ一レ一ン、イラク、ヨルダン、クウエ一ト、レバノン、パレスチナ、イスラエル);中国語(簡体字、繁体字、広東語);英語(英国、アイルランド、米国、カナダ、オ一ストラリア、ニュ一ジ一ランド、インド、フィリピン、南アフリカ、ケニア、タンザニア、ナイジエリア、ガ一ナ、シンガポ一ル);フランス語(フランス、カナダ);ポルトガル語(ポルトガル、プラジル);スペイン語(スペイン、米国、メキシコ、木ンジュラス、ニカラグア、パナマ、コスタリカ、アルゼンチン、チリ、ボリビア、コロンビア、ドミニカ共和国、エクアドル、グアテマラ、ペル一、プエルトリコ、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラ、エルサルバドル);タミル語(インド、シンガポ一ル、スリランカ、マレ一シア);ウルドウ一語(パキスタン、インド)

 

オフラインでサポートされている言語ペア
英語と組み合わせ:中国語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語
中国語と組み合わせ:英語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語

 

  • オフライン言語パッケージは、2組まで無料でダウンロード可能です。3組目以降は、1組ごとに1,500円の追加料金がかかります。
  • 通話と動画翻訳時間は毎月300分まで無料で利用可能です。
  • 毎月300分を超えた場合でも、オンライン翻訳機能は引き続き利用できます。

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • Timekettle W4 Pro
  • 収納充電ケース x 1
  • USB-Cケーブル
  • 取扱説明書

 

製品レビュー

イヤホン本体

イヤホン形状はヘッドセットのイヤーフックタイプ。カラーは艶消しのブラックとガンメタの2色形成▼

外側には3箇所にノイズキャンセリングマイクの穴が開いています▼

 

耳に入れないオープンイヤー型。耳にあてる部分には大きなスピーカーグリルが配置されています▼

 

イヤホンはかなり大きいです。

 

重さは実測で片側 約 16グラム▼

 

 

チャージケース

充電ケースも結構大きい。光の角度で模様が変わります▼

 

ケースはパカっと2つに割れます。桃太郎が生まれた桃みたい。
左右それぞれにイヤホンが入っており、二つのケースが磁石でくっつきます。

 

ケース底にはリセットボタンが配置されています▼

 

背中側には充電用のUSB-Cポートが配置されています▼

 

サイズは83.3×83.5×41.7mm。ティッシュの箱と並べたサイズ感▼

 

イヤホンを格納したケースの重さは約 188グラム▼

 

バッテリーについて

イヤホンは1回の充電で約 6時間使えます。ケースで2回充電できます。バッテリーが切れても10分の充電で1時間使えます。

使い方

ペアリングはケースを開けて、初回はケース裏のボタンを1秒押して接続します。

後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼

 

操作方法

操作タッチ部は、イヤホン裏をタップする回数で操作を行います

 
音楽操作
2回タップ 再生/一時停止
長押し 電次の曲へスキップ源オフ
通話
1回タップ 通話
長タップ 電話を切る

 

専用アプリ

Timekettle

開発: Shenzhen Timekettle Technologies Co., Ltd.

評価(2.5/5)
無料

icon-itunes
 

 

 

モードについて

Timekettle W4 Proの翻訳機能は、3つのモードが搭載されており、シーンによって使い分ける事が可能です。

1対1会話モード(One on oneモード)

 2人の個人間のバイリンガルコミュニケーションに適しており、手動で操作する必要なくリアルタイムの翻訳が可能です。

イヤホンには青側、緑側で色分けされており、最初にアプリを使ってそれぞれに言語を割り当てます。
片側ずつ装着して会話スタート!

相手側のイヤホンには、リアルタイムで翻訳された会話内容が流れ、自然な会話が楽しめます。

スマートホンには、文字による翻訳が表示されて内容が確認できます。誤訳があれば言い換える事ができるので、音声翻訳機にこの機能は必要だと思います。

W4 Proは自動で聞き取って翻訳してくれます。この辺が大きな進化ですね。ちなみに旧モデルでは会話する側がイヤホンをタッチする事で、話し手を切り替えました。

 

リッスンモード

リッスンモード(傍聴通訳モード)は、スマートホンからの音声を聴きとり、イヤホンに翻訳結果を流し続けます。
外国語での講義/スピーチや、動画などの聴きとりに最適です。


スマートホンには、原語・翻訳それぞれが表示されるので、確認しながら聴き取る事ができます。リスニングモードを使って、海外のポッドキャストを聞いてみましたが、英語に限らず全く聞き覚えのない言語の番組でも内容がほぼ分かります。

「発言」をタップすれば、こちらの発言を翻訳してスマートホンから音声が流れ翻訳内容が表示されます。
海外でタクシーに乗る時など、イヤホンを装着してスマートホンを相手に差し出せば会話が成立します。いちいち店員さんやタクシーの運転手にイヤホンを装着させられませんから、旅行時はこのモードが役に立つでしょう。

 

通話と動画通訳モード

このモードは、通話や動画などスマートホン内部で再生している言語の翻訳機能です。

海外との通話の時に役に立ちそうです。

 

操作・装着感

操作性について

イヤホンを充電ケースのフタを開くだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

アプリからモードを選択すると、各イヤホンに接続モードと設定言語での確認音声が流れます。
使い終わったらケースに戻すと、スマートホンとのペアリングが解除され自動的に充電が開始します。一度ペアリングしてしまえば、デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。

 

装着感

イヤホンの装着方法は、イヤーフックを前から回り込むように付けます▼

メガネを装着する場合、イヤホンと干渉するので一度外してイヤホン➡メガネの順に装着します。大きくて重いですが、傷みや違和感はありませんでした。

テレフォンアポインターのようで、これはこれでお洒落だと思います▼

斜め前からの装着図▼

 

音質

W4 Proは、翻訳機として使っていない時には通常のワイヤレスイヤホンとして使えます。

オープンイヤー型イヤホンですが、かなり迫力ある音楽を楽しむ事ができます。
どちらかと言えばドンシャリ系で、音楽鑑賞にも耐えられる音質です。

開放型の弱点である低音域ですが、腹に響くとまではいきませんが楽器の特徴どおりの低音が伝わってきます。
ドンシャリ系なので、曲によってはハイトーンボイスの女性ヴォーカルの声が、少しキンキン耳障りに聞こえる事もあります。
ただし、大きいヘッドセットタイプなので、公共の場では目立ちます。音楽鑑賞に使うのは翻訳の合間などに限定されると思います。

 

音切れ・音飛び・音漏れ・遅延

何日かパソコン使用時に音楽を聴いていました。途切れたり音飛びで気になるようなことはありませんでした。

オープンタイプなので、音漏れの度合いが気になると思います。音楽を聴くと音漏れは大きいです。静かな部屋だと2mくらい離れていてもチャカチャカ聴こえます。屋外や電車では、環境音に掻き消されるので迷惑になる程の音漏れは感じないと思います。

 

まとめ・価格

翻訳なのでタイムラグを覚悟していましたが、遅延はほとんど感じないくらい自然な会話が成立します。
特にそれぞれがイヤホンを装着して会話する「One on oneモード」の進化は素晴らしい。オートで聞き取って会話が成立します。

Timekettle W4 Proの価格は63,999円(税込)。クラウドファンディング「Makukake」では、300台限定で20%オフの51,199円(税込) で販売されています。
それ以降は15%オフの54,399円での販売となります。

 

Timekettle W4 Pro
AI翻訳イヤホン
 

 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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