深センのモニターメーカーMAGICRAVEN(マジック・レーベン) から発売されている、14インチのモバイルモニター「P141A13D」が手元に来ました。数日間使ってみましたので、使用感を共有したいと思います。
ちなみにモバイルモニターとは、持ち運び可能なコンパクトなモニターで「パーソナルモニター」とも呼ばれています。
巣籠もり需要以来、リモートワークやオンライン授業の時、PCのサブモニターとして人気のデバイスです。また子供にテレビを独占されがちな、ゲーム用モニターとしても使えます。
ページコンテンツ
フラッシュ・レビュー
503gの超軽量設計
コントラスト比 1500:1でくっきり鮮やか
輝度300cd/㎡の明るい画面
スタンドになるカバー付き
視野角が広い
2系統のポート入力に対応
3.5インチ・ミニステレオジャックがある
ブルーライト軽減機能で目に優しい
MAGICRAVEN-P141A13 スペック
モデル番号 | P141A13D |
---|---|
画面サイズ | 14 インチ |
解像度 | 1920x1200(FHD) |
パネルタイプ | IPS |
画面比率 | 16:10 |
輝度 | 300cd/m² |
視野角 | 最大178° |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 60 Hz |
コントラスト比 (標準値) |
1500:1 |
視野角 | 約 178° |
内蔵スピーカー | 1 W x 2 |
インターフェイス | USB-C x 2 Mini HDMI x 1 MicroUSBポート x 1 |
重さ | 503g |
製品サイズ | 5 x 312 x 213 mm |
開封レビュー
【セット内容】
- P141A13Dモニター本体 x1
- スタンド兼カバー x1
- USB充電器
- Mini HDMI to HDMIケーブル
- USB-C to USB-C ケーブル(USB3.1 Gen2 規格対応)
- USB-A to USB-Cケーブル
- 取扱説明書
筐体レビュー
モニターサイズは 14インチ、アスペクト比16:10▼
ティッシュ箱と並べたサイズ感▼
付属のケース(カバー)は、折りたたんでスタンドになるタイプ▼
立てた後にケースの端を折り畳んでズレを防止します▼
モニター背面はブラックのメタル製。下の方にデュアルスピーカーが配置されています▼
質感はノートパソコンによくあるアルミ合金。ヘアライン仕上げが綺麗です
モニター左側面にはUSB Type-Cポートが2口とMiniHDMIポート▼
右側面には3.5インチステレオジャックと操作ボタン類、デバイスを接続できるMicroUSBポート▼
付属のUSB充電器は15W(5V/3A)
ディスプレイ発色・視野角
モニターサイズは 14インチのIPS液晶(1920 x 1200)画面、アスペクト比16:10。画質はIPS液晶にしては発色が綺麗です。
ドット抜けもなく、手持ちのノートパソコンと並べてみても彩度が鮮やかで、明るいモニターでした▼
視野角が広く視野角178°の浅い角度からも視聴可能です。真横近くからでも画面が確認できます▼
目に優しいブルーライト軽減機能も付いています
画像出力
画面のOSD調整メニュー
OSDメニューは上から2番目のボタンを押すと設定メニューが表示されます▼
【設定可能項目】
- 明るさ
- コントラスト
- シーンモード
・スタンダード、テキスト、映画、ゲーム - DCR(オン・オフ)
- HDRモード(オン・オフ)
- 画面比(ワイド / 4:3 )
- 色設定(RGB)
- 言語
- 水平・垂直
- OSD 時間設定
- OSD 透明度
- LOW Bluelight(オン・オフ)
- Free Sync(オン・オフ)
画面出力レビュー
出力はモニター右側に配置されている、USB-CとMiniHDMIの2系統が使えます。
付属しているケーブルはUSB-C➡USB-C、USB-A➡USB-Cがそれぞれ1本。HDMIケーブルは MiniHDMI➡HDMIケーブル。
USB-Cでの映像出力可能なノートPCやデバイスは、モバイルモニターへの給電+映像出力がUSB-Cケーブル一本で可能です。
スマートホンは、DisplayPort Alt Mode(DP Alt Mode)に対応していれば出力可能です。
ノートパソコンでHDMI出力する場合は、フルサイズのHDMIポートに対応していない事が多いので、MiniHDMI➡MiniHDMIケーブルを用意するか、変換アダプタを用意する必要があります。
HDMIメスMiniHDMIオス変換アダプタで変換▼
ノートパソコンのマルチモニター(サブモニター)として丁度良いサイズです▼
Fire TV StickやChromecast、Apple TVなどのセットトップボックス(STB)でも使えます。HDMI出力できるデバイスなら、ほぼ何でも映せますので、DVDやブルーレイプレイヤーも楽しめます。
ゲーム機対応(PS4 / ニンテンドーSWITCH)
子供達にテレビを占領されがちなゲーム機でも、モバイルモニターが活躍します。
ニンテンドーSWITCHを大画面に映してプレイできます▼
リフレッシュレートは60Hzとなっています。 Apex Legendsで遊んでみましたが、描画速度も速く快適にプレイできました。
内蔵スピーカーは非力です。音を大きくすると音が割れてしまいます。
しかしながら、Youtubeやネットフリックスなど、動画視聴では十分です。綺麗な音で楽しみたい場合、3.5mmステレオジャックから外部スピーカーに接続して使いたいです。
まとめ・価格・販売サイト
IMAGICRAVENEは、モバイルモニターとしてはかなり軽量です。タッチパネルやバッテリーを内蔵しているモバイルモニターは、倍近くの重さがありますので持ち運び用としては厳しいです。
IMAGICRAVENEは、必要最低限のモバイルモニターですがデザイン・質感も良く扱いやすい高コスパのモバイルモニターだと思います。
価格は¥16,980。Amazonの販売ページには1000円オフのクーポンが配布されています。
記事執筆時はタイムセール中で、29パーセントの割引で¥11,980(税込)で販売されていました。
メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューしています。
タカシ
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