中国の電子機器メーカー eMeet より発売されている、ワイヤレスヘッドセット『EMEET HS80』の実機レビューをしてみます。
eMeetは、マイクスピーカーやWEBカメラ、ヘッドセットなど、テレワークやWEB会議、ゲーム内チャット向けといった「WEB会話系ガジェット」を得意としたメーカーです。HS80もそれらの用途向けに設計されており、通話に特化したヘッドセットです。
EMEET GeniusCall HS80
開封レビュー
【パッケージ内容】
- EMEET HS80 x 1
- USB-C ケーブル x 1
- USBドングル
- 充電スタンド x 1
- 取扱説明書 x 1
ざっくり感想
通話音質がクリアで自然
ENCノイキャンマイクで雑音をカットした通話
テレワーク用途に使える音声通話品質
46時間の通話時間と70時間の音楽再生が可能
15分の充電で約5時間利用
マルチポイント対応でPC+スマホでの同時接続が可能
マイクを畳んでミュートのオンオフ
有線とワイヤレス、ドングルの3通りの接続が可能
専用アプリeMeetLinkでカスタマイズ、ファームアップデートが可能
フラットな音質
筐体
HS80 は、オンイヤータイプのヘッドホン。耳を完全に覆うタイプのオーバーイヤーとは違い、耳の上に乗せるてフィットさせるタイプです。
筐体は艶消しブラックのスベスベボディで、ハウジング部が丸みがあって可愛いデザインです▼
ヘッドバンド裏側はフワフワで頭に負担が掛かりません▼
本体は折り畳みはできませんが、コンパクトなので持ち運びも楽です
ちなみにHS80は、USB-Cを使った有線接続、Bluetooth接続、USBドングルを使った接続にも対応しています。
USBドングルは、Bluetoothに対応していないPCやタブレットなどの機器向けの付属品です。▼
本体重量は実測で約 170グラム(公称値は175グラム)▼
イヤーパッドは低反発の防音素材を使っており、かなり柔らかく耳への負担が少ないです▼
充電用インターフェイスはUSB-Cを採用。連続再生は最大 46時間の通話が可能です。また15分間の充電で約5時間使えます。電源・Bluetoothスイッチはコチラ側に付いています。
操作・機能
ハウジング部に操作ボタンが格納されています。右側は「・・」の2箇所がボリューム調整(+/-)と曲送り、戻しに使用します。
真ん中のeMeetのロゴ部は一時停止、再生、通話などのマルチボタンが配置されています。
またマイクを上げると自動的にミュートになり、下げるとミュートが解除される機能も搭載されています。
このマイクは270°回転可能で、左右の耳どちら側に装着しても自動的に切り替わる機能が搭載されています。
充電スタンド
充電スタンドは凄く小さいです。
端子が付いている側のイヤーパフとハウジングの間の溝に合わせて挿し込みます▼
充電中はヘッドセットマイクが光ります▼
音質・機能
音質
HS80は音楽鑑賞用のオーディオ機器ではありませんので、音質は問題ではないと思います。
音質については軽く触れておきます。
音の解像度はある程度あります、高音から低音域までムラなく鳴っている印象です。ただし、中音域が少し弱めで、ボーカルの声が楽曲に隠れて聞き取り難い曲もあります。音楽鑑賞に使うとフラットでメリハリがありません。
通話・ノイズキャンセリング
PCのSKYPE通話で使ってみましたが、クリアで自然な声が相手に届きます。やはり通話に特化しただけあって、臨場感のあるスムースな会話ができました。
ノイズキャンセリングマイクを搭載しており、マウスのクリック音やタイピング音・エアコンのノイズなどの一般的なオフィスノイズを排除できます。
私はゲーミングキーボードを使っているのでカタカタ音が煩いのですが、マイクからは雑音が緩和されて伝わります。ちなみにノイズキャンセリング機能をオンにしても、音が籠ったり声が変質するような事もなく円滑な通話ができました。
操作・装着感
装着感に関しては、メガネを掛けていても痛いような事はありませんでした。私は、オンイヤー型を長時間装着すると、耳が潰れて痛みがあります。
スマートホンに接続してオーデオブックを聴きながら作業していましがが、ちょこちょこ休みながら使えば問題なかったです。
サイズ調整の可動域は広いので、あらゆる頭のサイズにフィットすると思います▼
会議やテレワークでは長時間装着する事が予想されますが、重さによる疲れなども感じる事はありませんでした。
まとめ・価格
上位モデルのHS150は、ノイズキャンセリングや外音取り込み性能を備えたオーバーイヤー型のモデルとなります。HS80は、通話マイク意外のノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能はありませんが、小型コンパクトに加えHS150には無かった充電スタンドが魅力です。性能に関しては「話すこと」に特化しているだけあって、テレワークやゲームチャットで声を伝える通話性能は素晴らしいです。
またマルチポイントに対応していますので、パソコンを操作しながらスマートホンでの通話への切替も可能です。
価格は¥9,990円(記事執筆時)。楽天公式ショップ、Amazonにて購入可能です。Amazonでは2000円OFFのページ内クーポンが発行されています。
楽天では7月31日までスーパーDEALで、2,007ポイント(2倍20%ポイントバック)が付与されます。
タカシ
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