iOS9の新機能で一番の話題が『コンテンツブロッカー』の実装です。これはSafariに表示される広告などのコンテンツをブロックして非表示にしてしまう機能です。広告、トラッキング、画像、SNSウィジェット、クッキーなど様々なコンテンツをブロックしてしまう事が可能です
今回はコンテンツブロッカーの機能についてのレビューをしてみたいと思います
コンテンツブロッカー設定方法
Safariに「コンテンツブロック」機能が追加されたとは言っても、実質はSafariに様々なコンテンツをブロックする拡張機能を許可したにすぎません。したがって、Appleストアからコンテンツブロック用のアプリをインストールする必要があります
今回は一早く対応したアプリで設定してみます
Crystal – Block Ads, Browse Faster.
開発:By Dean Murphy
料金:無料※記事掲載時の金額
広告のみのブロックアプリ。サイト表示を4倍速くし、データ使用料を50%節約できるとの事です
設定方法
設定アプリからSafariを選択。コンテンツブロッカーの項目が追加されていますのでタップ
コンテンツブロッカーの「Crystal」をオンにして完了
コンテンツブロッカーの効果テスト
Goolge検索結果の上部に表示される広告は全て消えていました
そして、サイト内の広告もバナー、追従広告のどちらも消えていました
日本国内の追従広告は漏れて表示される事も多かったです
Safari上でYouTubeを再生すると広告動画が再生されませんでした
WeBlockはWifi上のみで機能しましたが、こちらはデータ回線でも常にブロックし続けます。今は海外のアプリしかありませんが、純国産のアプリが出現したらiAd以外は完全にブロックされると思われます
また、設定アプリを起動しなくとも一時的にコンテンツブロッカーを解除する事もできます
参考エントリー:【iOS9】Safari新機能のデスクトップサイト表示とコンテンツブロッカー一時解除方法
iOS9コンテンツブロッカーまとめ
コンテンツブロッカーの問題点は、アップルの提供するiAdは同様のコンテンツブロッカーの影響を受けない事でGoogleへの宣戦布告とも受け取れる新機能です。今後GooleもマップやYoutube再生をiOSに許可しないなど、応戦する事はないのでしょうか?
以前、一時期GoogleマップをiOSに提供しなかった事がありましたが、その時には「スマホの主目的が封じられてしまった。。Androidに乗り換えようか」などと嘆くユーザーも多かったですね。
筆者としては、広告からも有益な新製品やニュースが得られる事も多いので、完全にブロックしたくはないです。しかし、一般サイトや普通のアプリに表示される悪質な「Hなコミック広告」などのエロ広告の規制を徹底して欲しいですね。なぜ野放しにし続けているのか理解に苦しみます
更に強力なSafariアドオンアプリ
Purify Blocker: Fast, Clutter-free Web Browsing in Safari
開発: Chris Aljoud
料金:¥480※記事掲載時の料金です
ブロック内容:広告、トラッキング、画像、Script、フォント指定
Blockr – Privacy, Media and Ad Blocker for Safari
開発: Tim Pollert
料金:¥120※記事掲載時の料金です
ブロック内容:広告、トラッキング、画像、SNSウィジェット、クッキー
※これらのアプリは強力で色々なコンテンツをブロックできてしまいます。コメント欄までブロックしてしまうアプリ(Peace: Block Ads and Trackers, Powered by Ghostery®)などは既にAPPLEストアから削除されています。
強力ブロッカーアプリは消される前に早めに購入しておくのが良いかもしれません
タカシ
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