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iPhoneが定規・メジャー・分度器に変身!正確に測れる便利文房具アプリ『フライングルーラー』の使い方

買い物で品物の寸法を知りたいシーンって良くありますよね。内寸・外寸が書いてあれば良いのですが、表示が無かったり部分的な長さを測りたい時は本当に困ります。ホームセンターや百均など、スケールや定規が売っている店では、売り物をちょっとお借りして測る事もできますが、そうそう都合よく近くに売っていませんね。
そこで今回はちょっとした物の長さや距離・角度をiPhoneで測れるアプリ「フライングルーラーの使い方をご紹介します。

 

フライングルーラーについて

「フライングルーラー」は、iPhoneの内蔵センサー類を利用して端末を動かす事で計測するモードと直接画面上に定規を表示する定規モードがあります。
もちろん誤差はありますが、キャリブレーションをしっかり行って少し使い慣れれば、驚くほどの精度で測る事ができるようになります。

キャリブレーション

アプリを開き歯車アイコンから設定を開き「校正」をタップ▼

画面の指示に従ってiPhoneを立てたり寝かしたりしてチェックされるまで止めておく▼
スマホケースを装着したまま計測したい場合には「電話ケースの厚み」を入力する。これで下準備が完了。

移動して長さ・高さを計測する方法

メニュー画面から定規モードをタップ▼
画面を左にスワイプして移動モードをタップ▼

 

測る対象物の一辺の淵とiPhoneの淵を合わせて計測ボタンを押す。
この時、iPhoneが動かないようにしてボタンが緑になる事を確認する▼

 

次に対象物の反対側の辺までiPhoneをスライドする。
iPhoneが止まるとボタンアイコンが赤に戻りアプリに計測データが表示される▼

 

正確なデータを得る為に、そのまま何度か同じ所を計測する。

すると計測回数と平均値が表示され、回を重ねる程に正確なデータになる▼

 

計測した「kindle Fire」は19センチなので、誤差1mm~3mm程度▼

【正確に測るコツ】

誤差がでるのはアプリ側の問題では無く、人間の操作ミスが原因の事が多いようである。
終点をピタッと反対側の面で止める事ができれば、30cm程度の長さなら数ミリの誤差で計測できた。
終点がズレてしまう場合、予め終点にストッパー代わりに何かを置いておくと良い▼

定規モードの使い方

フライングルーラーには画面上に定規を表示するモードがある。このモードは、小さい物や移動モード計測の確認の為などに役に立つ。

メニューから定規アイコンを表示し、右へスワイプして上のアイコンをタップ▼

 

ネジなどの短いものなら一発▼

上で計測したKindleを測ってみる▼

定規一杯の10cmの位置に指などで目印をしておく▼

ルーラー部分を左にスワイプすると、メモリが大きくなるので左に引っ張る。
指の位置を10cmに合わせて測ると19cm▼

10センチの定規で測っているのと同じで、アナログチックだが一番間違いが少ない方法かもしれない。

 

高さを測る方法

メニューより定規モードを表示し、画面を左にスワイプし一番下のモードを選択▼

基本的には、長さを測る「移動モード」と変わらない。
高さを測るモードは、iPhoneを水平にして上から下(逆も可)へ移動する▼

計測開始・終了時にiPhoneがしっかり静止している事が大切なので、何かに押し当ててスライド移動するのが良い。

分度器・角度計モード

トップ画面より下側の角度モードを選択▼

左にスワイプして使うモードをタップ。
上が平面モード(分度器)、下が立体モード(角度)▼

平面(紙上)の角度を測る方法

角度を測る底辺にiPhoneの淵を合わせて計測ボタンを押す▼

ボタンが緑になったら角度を測りたい辺までiPhoneを回しスライドしする▼

このサンプルで描いた角は43°。何度測っても誤差+-0°!

立体角度計モード

角度を測りたい面に端末を当てて計測ボタンをタップ▼

計測ボタンが緑になったら終点までスライドすると角度が表示される▼

長さ計測モードのように平均値を算出する機能は無いが、何度か計測して平均値を出すと良い。
平面モードに比べると立体モードは難しいので少し慣れが必要。

 

今回ご紹介したアプリ

移動して測定 – フライングルーラー

 

開発:ALEXEY BRILEV

 ¥240

 

まとめ
Flying Rulerの仕組みは「慣性センサー」をメインに利用しているようで、新しい端末ほど精度が高くなっています。公式には「慣性航法装置(INS)原理」と書いてあります。
当初私は、アナログ10センチ定規を240円で買ったつもりでインストールしました。しかし一見ネタっぽいアプリですが、手元にメジャー・定規が無い時の方が多いので本当に役に立っています。移動計測モードはiPhoneを安定してスライドできる環境なら誤差が少ないので、テーブルにズリズリiPhoneを引っ張って測っています。特にホームセンターで部品を買い物する時に重宝しますよ。必携の文房具アプリですね。

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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