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折り畳み式スマートホン「Samsung Galaxy Fold」発売!スペックレビュー

話題のサムソンの折り畳みスマートホン「Samsung Galaxy Fold」の 発売が開始されました。

Samsung Galaxy Foldは、折りたたんだ状態では「スマートホン」、開くと7.3インチの「タブレット」として使える変則 2in1デバイスとしての登場です。

Samsung Galaxy Fold

【Samsung Galaxy Fold 仕様】

OS Android 9.0 (Pie)
SoC Qualcomm Snapdragon 855
GPU Adreno 640
ディスプレイ 7.3 インチ
1536 x 2152 Pixcels
(720 x 1680)
AMOLED
RAM 12 GB
ROM 512 GB
リアカメラ 約1,200万画素(F/1.5):広角
約1,200万画素(F/2.4):望遠
約1,600万画素(F/2.2):超広角
フロントカメラ 約1,000万画素
約800万画素(深度用ToFレンズ)
SIM NanoSIM + eSIM
DSDS対応
認証方式 指紋 / 顔
Wi-Fi 802.11 b / g / n / ac / ax
Bluetooth 5.0
バッテリー 4,380 mAh
5Gモデル:4,235mAh
対応バンド 3G HSDPA
850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100
4G  FDD-LTE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/
B14/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B30
TDD-LTE:
B38/B39/B40/B41/B66/B71
インターフェイス USB-C
 サイズ オープン時:117.9 x 160.9 x 7.6 mm
ホールド時:62.8 x 160.9 x 17.1 mm
 重量 276 g
その他 NFC / GLONASS

筐体レビュー

開いた時の画面は7.3インチの2152 x 1536 (QXGA+)ディスプレイ。アスペクト比は4.2:3の有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用しています。
HDR10+規格に対応しており、実写のような色彩再現力とコントラストを実現しています

ディスプレイは幾重もの薄いポリマー素材の組織層で構築されており、画面は柔らかく固いタッチペンなどを使うと傷になるようです。

ヒンジ部の強度は最大200,000回のテストに合格しています▼

サブ画面は4.6インチ(720 x 1680)で、スリープ時でも時計表示などが確認できるAlways On Display風の画面が搭載されています▼

サブディスプレイからのセットアップ動画を観ると分かりやすいです▼

 

生体認証は、顔認証に加え端末サイド部に指紋認証システムが配置されています▼

ボディはガラス製で、光で模様が浮き出るホログラフィック・デザインを採用▼

カラーバリエーションは、スペースシルバーとコスモスブラックの2色▼

バッテリーは2個(デュアルバッテリー)で容量は4,380mAh(5Gモデルは4235 mAh)、内部制御システムにより 1つのバッテリーとして機能します。またインテリジェント・アダプティブ・パワーセービングモードにより、ユーザーの使用パターンを学習してバッテリー寿命を管理します。

Qi(チー)ワイヤレス充電にも対応しています▼

カメラ性能

リアカメラは、約1,200万画素(F/1.5):広角 + 約1,200万画素(F/2.4):光学2倍ズームレンズ + 約1,600万画素(F/2.2):超広角のトリプルカメラ構成

インカメラは、端末背面と画面を開いたベゼル部の2か所に10MPのカメラが搭載されています。大画面上のセルフィカメラは8MPのToFレンズも付いたデュアルカメラ構成になっています。

端末を開いた状態では、画面が巨大ビューファインダーとしても機能します▼

折り畳んだ状態でもセルフィーカメラ、トリプルカメラ共に撮影が可能です▼

内部性能

SoCは、クアルコムのハイエンドモデル向き高性能チップセット「Snapdragon 855」を搭載しています。Antutuベンチマーク スコア(v8)は約42万。
グラフィック(GPU)に独自コアの「Adreno 640」を採用しており、従来の845と比べゲーム性能が20%向上しています。
RAMは 12GB、内部ストレージ(ROM)は512 GB。かなり余裕のあるスペックとなっています。
ベイパーチャンバーとクラッド金属冷却システムにより、スマートホンが過熱して動作が遅くなることを防ぎます。

スピーカーはAKG(アーカーゲー)のデュアルスピーカーを搭載しており、ドルビーアトモスによって強化されたサウンドシステムは、3次元オーディオにより没入感のあるサウンドを実現しています。

対応バンド

Samsung Galaxy Foldは、4G通信と5G通信の2モデル構成となっていますが、ここでは4G通信モデルのバンドを紹介します。
eSIM とNanoSIMの2つのSIMに対応しており、両方を活かしたデュアルVoLTE待ち受けも可能です(DSDV)

ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンド(B3)に対応しています。 さらに高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンド(B19)にも対応していますので、ドコモに関しては快適に使えます。しかしながら3G帯のプラスエリア(B6)には未対応なので、僻地や山間部で若干電波が掴みにくくなります。

SoftBank:LTEバンド1,3,8 に対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。

AU:LTEバンドB1,18(26)に対応しており、VoLTE SIMでの利用は可能です。通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。

【 対応バンド 】
3G HSDPA
850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100
4G  FDD-LTE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/
B14/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B30
TDD-LTE:
B38/B39/B40/B41/B66/B71

まとめ / 価格

昨年末から「折り畳みスマホ」というキワモノ的なスマートホンが何度も話題に上っていましたが、実際にリリースされましたね。
一番の懸案事項とされていたディスプレイの折り目部分のシワや段差に関しては、海外のガジェット系ユーチューバー(Unbox Therapy)の実機レビュー動画で確認してみると、角度によっては折り畳み部の凹みがハッキリと分かりますね。
しかしながら使用中のディスプレイには、凹部分による画面の歪みなどの違和感は感じられませんでした。

Samsung Galaxy Foldは、海外ECサイトEtoren(イートレン)で取り扱いを開始しており、通常モデル(5G未対応)の価格は33万 9,100円となっています。公式サイトでは専用ケースとTWS(完全ワイヤレスイヤホン)がセット内容に入っていましたが、Etorenの販売ページ上では確認できませんでした。購入される際には要問合せです。

専用ケース▼

商品名 カラー 価格
Samsung Galaxy Fold ブラック ¥339,100
Samsung Galaxy Fold シルバー ¥339,100

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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