Amazonで中華ガジェットを中心に販売をしている「hommee-jp」の方から、『Vernee Thor E』をご提供頂きましたので、実機をレビューしてみたいと思います。
この端末は、低価格ににも関わらず5,020mAhの超大容量バッテリーを搭載、DSDSにも対応した高コスパのスマートホンです。『Vernee Thor E』の一番の特徴は、物理E-Inkモードボタンを搭載しており、モノクロ画面の節電モードでバッテリーの超長時間使用を強く意識した仕様となっています。
ページコンテンツ
Vernee Thor Eスペック
CPU | CPU MTK6753 Octa Core1.3GHz |
GPU | Mali-T720 |
OS | Android 7.0 Nougat with Vernee VOS |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.0インチ 1280 x 720 Pixel(HD) |
カメラ画質 | リア:800万画素 (sw1,300万画素) フロント:200万画素 (sw500万画素) |
micro SD スロット | ○最大128GB |
SIMカード | nano × 2 (DSDS対応) |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 5,020mAh |
入出力端子 | MicroUSB |
サイズ | 14.40 x 7.01 x 0.82 cm |
重量 | 149g |
ネットワーク | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: WCDMA 800/1800/2100/2600MHz |
その他 | Ambient Light Sensor, Gravity Sensor, Proximity Sensor, E-compass, Hall Sensor |
開封レビュー
【セット内容】
Vernee Thor E本体、取扱い説明書、USBアダプター、MicroUSBケーブル、日本コンセント用変換アダプタ
外観レビュー
背面はヘアライン風の艶消しボディ▼
指紋認証部は四角、カメラ、フラッシュ部はフラットで周りの枠の方が高いので、レンズに傷が付きにくい工夫がされています
接続端子はMicroUSB▼
左側にはSIMカードスロットとE-ink切り替えボタン▼
右側にはボリューム+/-と電源ボタン▼
保護シールを剥がすと画面保護シートが貼られていました▼
画面は5.0インチ、左右のべゼル幅は約4mm▼
重さは約163g。公称では149gとありますが実測は若干重いようです。
しかしながら、これだけの大容量バッテリーを載せてこの軽さは凄いです▼
SimとMicroSDカード
SIMはnano+nanoの2枚差しが可能で、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しています。MicroSDカードはSIM2スロットの方を使います。
驚いた事にデフォルトAPNは、DMM/OCNモバイルONE/楽天SIM/DTI/IIJmio/U-mobileなど大量の日本のMVNOの設定が入っていました
LINEモバイルのSIMを挿してみると、しっかり4G帯に接続しました▼※追記:SIMスロットは1・2共に4Gに対応していますが、DSDSの場合は4G(3G)帯+片方が2G帯に固定されてしまいます。日本では実質シングルSIMでの利用となり、2枚挿しの場合には切り替えて使う事になります。情報をお送り頂いた方ありがとうございました。
MicroSDカードは内部ストレージとしてマウントする事はできませんでした
内部レビュー
デフォルトアプリはキーボードのみオリジナルのアプリが入っていて、他はGoogleアプリのみで一切余計なアプリは入っていません。
OSはAndroid 7.0 NougatをベースとしたVernee社オリジナルの「VOS」ですが、Androidに拡張機能を加えたといった印象です。ほぼAndroidなので戸惑う事はないと思います。
ナビゲーションキーは、画面外部の下に付いています。設定でオンスクリーンキーに変更する事も可能となっています
指紋認証部の精度は高く、画面オフの状態から指を当てるだけで失敗する事なく認証できました
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v6.2.7)を使って処理能力をテストしてみます
スコア38,090。3Dスコアは4,621でした▼
前Vernee Thorと比較
「Vernee Thor E」の旧端末「Vernee Thor」が手元にありますので比較してみます。
「Vernee Thor E」のCPU/RAMなど基本性能は旧端末とほぼ同等ですが、バッテリー容量を2,800mAh→5,020mAhに大幅増量し、E-Inkモードを搭載して超長時間使用を意識した端末に仕上がっています。Thoe Eより新たにDSDSにも対応しました。
外観は石を意識した丸デザインの旧型から一新されました▼
画面の発色も違います(左Thor E)▼
E-INKバッテリー節約モード
当端末のウリであるE-INKモードについてレビューしてみます。以前、スマートホンの背面にE-INK画面が搭載されている2画面スマホの「Yotaphone2」が話題になりましたが、当端末は別途E-inkディスプレイを搭載しているのではなく、モノクロ画面の強力バッテリーセーブモードをE-Inkモードと呼んでいます。
本体右側の物理ボタンを押すとE-Inkモード▼※電子ペーパーディスプレイではありませんので、バックライトを消すと見えなくなります
手元にYotaphone2の実機がありますので、E-INKモードを並べてみます
右がYotaphone2の背面E-ink▼
YotaPhone2のe-ink画面(バックライト無し)▼
Yotaphone2の実機レビュー
メーカーのアナウンスでは、このモードで使用すると24時間で本体のバッテリーが20%しか消費しないとの事です。
時間を気にせずKindleアプリでの読書や自炊マンガ読書ができますね▼
カメラ性能
デフォルトカメラはシンプルですが、露出設定など一通りの事ができます
全体的に露出が若干暗めですが、ピント合わせにモタつく事がありませんのでカメラアプリを変える事である程度対応できそうです
ゲーム起動に関して
Vernee社製のスマートホンは今回で4台目になりますが、この会社のスマホはプレーン状態のAndroidなので、今までインストールできなかったゲームはありませんでした。ジャイロセンサーが付いていませんが「ポケモンGO」もプレイできました。
ただし今端末よりVOSが採用されていますので、改めてインストール・起動のテストをしてみようと思っています
まとめ
「Vernee Thor E」は、5,020mAhもの大容量バッテリーを搭載していますので、邪魔なモバイルバッテリーを持ち歩くことが苦手な人には嬉しい端末ですね。万が一バッテリー残量が危なくなった場合には、E-Inkモードに切り替えておけば、電池残量が一桁でも半日持ちます。
また2Aの急速充電にも対応していますので、大容量バッテリーにも関わらず2時間でフル充電できる仕様となっています。
次回はE-inkモードの詳細、バッテリーの持ち実験、充電速度、カメラテスト、動作ゲームなどについて更に詳しくレビューしてみます。
今回の端末はAmazonのバイヤー会社「hommee-jp」さんから提供頂きました。
こちらの会社からAmazonで購入すると、KKMOONのスマホスタンドと国内用の5V/2AのUSB急速充電アダプターが付属されます
クーポンコード: YY7XUMWM
割引:8%オフ
有効期限:5月19日~6月30日まで
タカシ
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